ビーズと私の好きな  モノ・コト
by mici_no_suke
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破壊と創造:建築篇

破壊と創造:建築篇_c0135864_15222828.jpgずいぶんと大袈裟なタイトルをつけて
しまったが、とある10月の週末。
うらうらと暖かい二日間を、破壊と
創造に費やした。正確には作る方が
先だったのだが‥。こちら → が
作ったもののパーツの一部。
え〜、小型物置のドアであります。

今の家を建てて引っ越してから
もう10年以上が経つ。親の所帯と
棟は別だが庭は共用‥という構造で、
しかし長らく庭担当は植木大好きな
父といった按配だった。大工仕事も
上手な父は植木鉢を乗せる棚などは
朝飯前。各種の道具を仕舞う物入れも
置く場所の寸法に合わせて図面を引き
なかなかに個性的なデザインの物を
作った。それが、これ ↓
破壊と創造:建築篇_c0135864_1540860.jpg
‥どことなくアールデコ風ではありませんか? もともと機能第一主義とでも
言うのかな、造作物の色には気を使わない人だったが、私がうるさく言うもの
だから薄いグレイの外壁に合わせてシルバーに塗ってくれたのだ。ちなみに
このシルバーの塗料は大活躍で、棚のたぐいはもちろん、物干からゴミ箱まで
庭まわりのあれこれにみーんな塗ってある(笑)
破壊と創造:建築篇_c0135864_15563043.jpg
内部はこのようになっている。後ろには網が張ってあり通気性は抜群。濡れた
物を仕舞ってもすぐ乾くし、暑い夏でも薬品などが変質しないように、との
計算もあったようだ。長らく愛用していたのだが、しかしいかんせん木製。
雨ざらしで日光もあたるため、板の端の部分がよれよれになってきてしまった。

破壊と創造:建築篇_c0135864_1624644.jpgさらにこれはもういよいよ
アブナイ‥と思わざるを
得なかったのが → の歪み。
下の台との接合部が壊れて
くにゃん‥と傾いてしまった
この状態は、福島第一原発の
4号機を彷彿させる危険度。
台風の直撃などを受けたら
きっと壊れるね、と母とも
相談して新しい物置を導入
することにしたのだった。

ネットであれこれ調べて
サイズもぴったり、色も
シンプルという物を見つけ
注文。組立ては別途料金で
承りますとのことだったが、
なーに、これぐらい‥
「ひとりでできるもん。」
はい、女だてらに男前?な
わたくし、かつては6畳の
部屋の壁一面のスチール棚を
ひとりで組上げたことも
あるのだ。ちっこい物置など
朝飯前‥で完成したのが ↓

破壊と創造:建築篇_c0135864_16204640.jpg水平を出すのにちょっと
苦労はしたが、あとは説明書
通りに順々に組上げるだけ。
様子を見にきたツレも「お、
やってるね、ご苦労さん」と
だけ‥。ヘタに手を出すと
怒られると思ったのかな〜。
むしろ大変だったのが、父の
物入れを壊すとき。とても
頑丈に作られていて、例えば
板一枚にしても薄いベニヤを
正目の縦横を何枚も重ねて
貼りあわせてあるのだ。
のこぎり、バール、木槌など
それこそ物入れに仕舞って
あった道具類を総動員して
ギシギシ、バリバリバリ〜。
新物置を作った時間の倍程も
かかってしまった。手首に
1ヵ所、名誉の擦過傷(笑)
ともあれ収納力もアップした
シンプル物置は無事設置され
そうなるとなぜか台風などは
来ないのですね‥。
平穏な庭の今日この頃なり。
by beads-mici | 2012-11-18 16:48 | 日々のこと
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