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デザイン・制作を手がけつつ フリーランスのライター& スタイリストとしても活動中 好きなモノ・気になるコトを 綴っていきます *ビーズアクセサリーの お取り扱いは下記にて‥ CINQUIEME-サンキエーム- カテゴリ
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『イムジン河』コンサート
せんきょ・せんきょ・のりぴー・せんきょ・のりぴー・のりぴー・せんきょ。
こんな感じで世の中が動いている?昨今だが、木曜の新聞に「韓国と北朝鮮の 赤十字会談始まる 南北離散家族の面会へ調整」という記事が載っていた。 そんな折、昨夜聴きに行ったコンサートが‥ 会場の東京厚生年金会館は、ものすごーーくクラシックな会館。来たことが あるような気がするが、記憶にないぐらい昔‥だろう、覚えていないのだから。 フォークル(ザ・フォーク・クルセイダーズ)の『イムジン河』の初出が 40年ぐらい前なので、客の年齢層の幅がとても広い。比較的若い女性たちは 出演するTHE ALFEEの坂崎幸之助氏の(多分)ファン。年配の男性多し。 余談だが、会館に着いたとたん、段差につまづいてばたっ!と転んだマダムを 目撃してしまった。すごい勢いで倒れたので、しばらく立ち上がれなかったが だいじょうぶだったのだろうか。客席で発作を起こすおじいちゃま、なんて いないだろうな、と妙に心配になったりもしたのだが‥。えーと、閑話休題。 コンサートは、きたやま氏の進行で『イムジン河』の誕生から今に至るまでを 辿る構成。加藤和彦氏の朝鮮語による原曲から始まり、この曲をいわば発掘 した松山 猛氏も登場して歌う。レコードの発売が自粛された経緯や、その後を 歌い継いできたさまざまなミュージシャンの紹介などが映像も交えて展開され、 第3次フォークルの『イムジン河〜春〜』へ。さらに青木まり子氏が日本語で 金利恵氏が韓国語で歌い、韓舞(からまい)でも表現。フォークルのバックを つとめるアコーディオン奏者のパトリック氏はフランス語で、ジョン・チャヌ 氏はバイオリンのインストゥルメンタルで‥。それぞれの『イムジン河』と、 それらが多彩であればあるほど強く感じる、曲にこめられた「ひとつの想い」 このコンサートを制作した会社(かな?)のHPに、開催にあたり‥という記事が あり、きたやま氏が「歌が愛の歌であり、人生を歌うことはよくありますが、 同時に歌が社会問題と密接に関わった時代がありました。『イムジン河』という 曲も、また、そういう時代の子でした。(続く)」というメッセージを寄せて いるが、この「子」という表現にきたやま氏の想いを感じてしまう。 ライブは本編終了後15分間の休憩をはさんで、いきなりアンコールという 変則的(笑)な構成で、フォークルの3人が登場。新生フォークルの『感謝』や それこそ30余年ぶりの『コブのない駱駝』などを歌ってくれた。そして圧巻が 出演者が全員登場して歌った『イムジン河』。それぞれの『イムジン河』を、 平和への、自由への、祈り、想いをこめて歌いつないでくれたのだ。 かつて、新生フォークルのコンサートが開かれたとき、きたやま氏が「聖なる 一回性」という言葉を残しているが、昨夜はまさに貴重な一回性を体験できた 夜であった。プロデュースしたきたやま氏に、出演者とスタッフに、チケットが 取れた幸運に感謝したいと思う。
by beads-mici
| 2009-08-29 18:06
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