ビーズと私の好きな  モノ・コト
by mici_no_suke
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about mici
ビーズアクセサリーの
デザイン・制作を手がけつつ
フリーランスのライター&
スタイリストとしても活動中
好きなモノ・気になるコトを
綴っていきます

*ビーズアクセサリーの
お取り扱いは下記にて‥
CINQUIEME-サンキエーム-


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海の幸 山の幸‥そしてなにより人の幸

c0135864_1743799.jpg
先週末は都内某所の隠れ家で、仲良くしていただいているご夫婦の彼とツレの
ためのプチお誕生会。ふだんはみんな忙しく、なかなか4人のスケジュールが
合わないので、たまには‥と一日数組しか予約を取らないお店でゆっくりと
過ごさせてもらった。ちなみにその夜は我々だけだったので、さらにまったり。

c0135864_18282581.jpg基本はおまかせコースなの
だが、苦手の食材(私は基本
ないけど‥)などいろいろと
相談にも乗ってくれる。
今回は秋の美味しい野菜を
中心に、ということで上の
“吹き寄せ”のような美しく
滋味に富んださまざまな
味わいの品々が登場した。
← 柿のサラダは胡桃入り。

台風が通過した後だったので
「魚がどうかしら?」だった
のだが‥
c0135864_18395722.jpg
秋刀魚! 見目もうるわしく、紫蘇をアクセントにした味つけも上品でとっても
美味しかった〜。
c0135864_1853113.jpg
全品写真に残さなかったけれど
前菜は熱々の壷焼きの野菜と
スープ。秋鮭とやはり野菜を
あしらったパスタなどで、もう
おなかいっぱい! ちなみに→は
デザートの甘く煮たイチジク。

友人らは出版のお仕事。ツレは
広告。私は‥その他いろいろ、
で、仕事の環境も近く、さらに
テニスが好きなど共通の趣味も
あるので、硬軟とりまぜて話が
つきず、4時間以上も愉しいときを過ごさせてもらいました。
持参した白ワインを加え4人で3本飲んでしまったけれど、ゆったりまったり
だったのでとても心地よく酔うことができた。
Kちゃん&Kさん、ありがとう。2人分のお誕生会を一度にやってしまったけれど
また何か祝う口実を見つけて(笑)ステキなひとときをご一緒してくださいね。
# by beads-mici | 2014-11-13 19:17 | 食べたり・飲んだり | Trackback | Comments(2)

川内原発再稼働‥ほんとーにいいのか?

鹿児島県知事は「やむを得ない」と仰ったそうだ。同じ県知事という立場で、
今の福島県を見て、なぜそうした言葉がすらっと出てくるのか。
わからん‥。経済の問題とかいろいろあるのだろうが「ひとりの人間」として
「やむを得ない」と言いきってしまえる神経がわからない。
おなじ「ひとりの人間」として断固拒否している新潟県知事もいるのだが。

以下は、2011年の7月にアップした記事。これがあなたの県下で起らないと
いう保証は‥ないはずだ。



ちょっと‥すごいよ。

状況はあの日のフクシマと、まったく同じ。なんでも「独立行政法人・原子力
安全基盤機構」っつーところが作ったみたいなので、政府(だよね)は全部
わかっていたのだね、きっと。

ちなみに、のんきな音楽がすてき。 たーりらりらりら‥‥(笑)


# by beads-mici | 2014-11-07 19:31 | 3.11~ 震災そして原発のこと | Trackback | Comments(0)

やわかい‥?

タイトルのように「?」をつけてしまうと、やわ=弱いのかい?になってしまう
のだが、それじゃいかんだろー。やわ=柔らかいんだよね‥って、なんのこと?
これのことです ↓ ‥(笑)
c0135864_17483054.jpg
母が、食材や日用品を頼んでいる生協のカタログを眺めていたら、裏起毛の
作業用手袋が載っていて、冬の庭仕事にちょうどいいかな、と頼んでみたのだ。
寒風吹きすさぶ時期のつるバラの剪定・誘引などは、まじ手がかじかむから‥。
で、届いた手袋が「グリップ抜群」で「すべりにくい」やわ‥‥破れやすい、
んじゃ困るんですけど(笑)。
思わず広辞苑を引いてしまったのだが「やわい」と「やわらかい」は出ていた
けれど「やわかい」はなかった。誤植、あるいはどっかの方言? ‥くすくす。
c0135864_18213679.jpg
なかみはこんなの ↑ でした。フィット感よし。裏起毛はそれほどモフモフ
していないので「めっちゃあったか」かどうかは使ってみないとわからない。
どぎつい色はね‥園芸用品ってシックな色だとなくす確率が高いから(剪定
鋏とか雑草抜きとか、これまでもいくつかなくした‥)しょうがないのです。
ま、手袋をなくすことはまずないけれど(笑)。
注文していたバラの2年苗が今日届いたから、週末にさっそく使ってみよう。
以上、愉しい園芸の時間でした〜。
# by beads-mici | 2014-10-23 18:35 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

『華麗なるジャポニスム展』を観て、想ったこと。

うわうわ‥10月ももう半分ちかくが過ぎてしまった。二週続けての台風直撃で
被害を受けたみなさまにはお見舞い申し上げます。我が家はその都度、薔薇の
支柱を補強したり、庭にある脚立や植木鉢などを仕舞ったりとそれなりに対策を
していたのだが、昨夜の大風でゴミ箱の蓋がいっこ、行方不明になった。
どーこに吹っ飛んでいってしまったのだろう‥。
そしてこの台風騒ぎは、景気が回復しない言い訳にまた使われるのだろうな。
もちろん関西ではJRが早々と運休を決めたり、デパートが早仕舞いをしたりと
連休の賑わいに水をさしたことは事実だが、でも天候不順は景気 ↓ の要因の
ひとつではあるが、主たる原因ではないだろう。要するに政策が‥と、おっと‥
今日はそんなことを書きたいのではなかった。

c0135864_16484248.jpg
ほぼ一ヶ月前の砧公園。やはり数日雨が続いたあとだった。深い緑が美しい。
‥今は紅葉がきれいなんだろうな。

c0135864_16513679.jpg『ボストン美術館 華麗なる
ジャポニスム展』を観に行ったのだ。

展覧会のサブタイトルに「印象派を
魅了した日本の美」とあるように、
19世紀後半から20世紀初頭にかけて
欧米に浮世絵や掛け軸、陶磁器や金
細工などの美術工芸品、そして扇子や
団扇、簪などの日用品までが流れこみ
その独特の構図と色遣い、装飾模様が
西洋の芸術家たちの美意識に変革を
もたらした‥のだそうだ。
ボストン美術館所蔵のモネ、マネ、
ドガ、ロートレック、ゴッホなどの
作品と、そのインスピレーションの
源となった浮世絵などを対比させての
展示は、なかなかに興味深かった。


実はすぐにレポートを書かなかったのは、そのとき(今読んでいる本とからめて
なにか書けないかな)と思ったためで、小一月うにゃうにゃ考えていたのだが、
結局上手につなげられないみたいだ(笑)。なにを読んでいたのかというと‥
平川克美氏の『グローバリズムという病』(東洋経済新報社)。
ちょうど第2章の冒頭 “「グローバル人材」と「ダイバーシティ」の流行” と
いう小見出しのついたパートの一節を読んで(そーだそーだ)と思っていた
ところだったので‥ちょっと長くなるが引用してみようか。

 〜そもそも、金太郎飴のような同じ顔をした、世界のどこでも通用するグロー
 バル人材なるものと、環境適応のための生物の棲み分けをあらわす多様性とい
 うものが同じ企業社会で要請されていること自体、これらの言葉がただの流行
 の現象であることを明かしているようなものだ。グローバルと多様性は、ほと
 んど反対概念といってもいいほど隔たった考え方なのだ。グローバリズムは、
 国家間の障壁をなくす方向に動いている。一方、国民国家とは、発展段階、地
 勢、文化、伝統などそれぞれの違いを認め合い、尊重し合うという地域間の合
 意から生まれた。〜

日本が国を閉じていたあいだに培われた独特の美意識が、西洋の芸術家に衝撃を
与えたという事実。少し前にレポした明治期の超絶技巧工芸品 こちら(*)
また、欧米のコレクターによって収集され、さまざまに影響を与えたという。

もちろん、逆もある。たとえば私の場合。ジュエリーに興味があるからさまざま
な展覧会(や海外の美術館も時には)を観に行って、びっくりして、しかし
どうしても肌に合わないのが “遺髪” を使った喪に服するためのジュエリー。
初めて観たときはぞぞっとしたし、確かにきれいだし、故人を身近に感じて
いたいという感性もわかるけれど、なんかね〜。

それはともかく、そうした文化や伝統に根ざした美意識を大切にしたいと想って
みると、たとえばファストファッションなんて全然魅力を感じない。
「グローバル化しようぜ!」の掛け声のもと日本をミニアメリカ(=金太郎飴)
みたいにして何が面白いのだろう‥ね。

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これは『ジャポニスム展』のグッズになっていたぽち袋。もとはベルギーの
出版社が企画したポストカードだそうで、ジルベール・コンバズという人の
版画(かな?)。「四大元素」というタイトルで、蝶=空気、波=水、鯉=水、
花と富士山=火なのだそうで、三つしかないよ‥というのは置いといて(笑)
カッコいいじゃないか。
今、ランドセルが欧米で流行っているとのことだ。これだって日本の文化伝統を
お洒落な大人がファッションアイテムとして注目しているわけで、成熟した
(しつつある?)我々の社会‥文化も経済も‥をもっと大切に、慈しんで育てて
行くべきではないかなー、と想ったのであります。

うーむ、やっぱり前出の本とは上手につながらないが、第7章 “グローバリスト
が振りまく恫喝的言説” という小見出しのあるパートの一文‥読んで思わず
吹き出してしまった‥を紹介しておこう。お薦めの本ですよー。

 〜こういう、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな恫喝的言説は、一見合理的に聞
 こえるのだが、仔細に検討してみると、ずいぶん怪しげなもので、風が吹いて
 桶屋まで吹き飛ばしてしまったみたいなことにならなければいいと思う。〜
# by beads-mici | 2014-10-14 19:40 | 日々のこと | Trackback(2) | Comments(0)

女子会。ひさびさの‥

秋は別れの季節なのだろうか‥。
先日、大・大・だ〜い好きだった地元のイタリア料理店が閉店してしまい(‥涙)
打ちのめされていたら、今度は隣街に住む友人が琵琶湖のほとりに引っ越すこと
になった。3.11後のあれやこれや‥で知り合い、その行動力で私を引っぱって
くれた仲間のひとり。住まいも近いしちょこちょこ会える(実はさっきも近くの
スーパーマーケットでばったり会った)と、なんとなくのんびりつきあっていた
のだが、いざ遠くへ行ってしまうとなると‥寂しい。で、もう一人の仲間にも
急遽招集をかけて、昨夜は女子会。
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都内某所の隠れ家レストランで(この言い方、営業妨害かな‥笑)秋の味覚を
堪能した。前菜は、梨の白和え、菊花の酢の物、蒟蒻の味噌だれは山椒入り。
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松茸〜! 今年初!! もう一人の友人も、本業+あれやこれやのため超多忙なので
強引に誘って悪かったかな、と思っていたのだが、この一皿で満足してくれた
でしょう(笑)。

c0135864_17544919.jpgc0135864_17561825.jpg



野菜の蒸し物は香草入りの塩か胡麻酢だれで。そして、秋刀魚のつみれが絶品。
香りづけに柚子ではなく「名残りの」茗荷があしらってあるなんて、お洒落〜。

この後、写真を撮りそこなったのだが、繊細かつシンプルなお蕎麦をいただき、
デザートは
c0135864_1831591.jpg
林檎のワイン煮・軽く泡立てた生クリーム添え。ほんのり温かかったのが意表を
つく趣向だった。

なんだい、食べたもの自慢じゃない。‥ですね(笑)。
でも、ゆっくりまったり4時間も話したさまざまな情報・案件はとても一回で
書けるものではなく、ステキな友人たちを持てる私は幸せだな(あは‥ここでも
自慢だ)とつくづく感じた一夜だった。

有難きこのご時世、暮らす距離は離れても情報をやりとりするスピードは隣街に
居るのと変わらないから、今後ともよろしくね、S姉さま。
# by beads-mici | 2014-09-16 18:21 | 食べたり・飲んだり | Trackback | Comments(0)

『THE RINGS : 指輪展』

単細胞なもので、涼しくなると俄然元気になるわたくし。
日曜日は世田谷美術館へ、昨日は上野へ、展覧会を観に行ってきた。
世田谷の方は今読んでいる本とからめてなにか書けないかな、と思っているので
レポは後回し。上野・国立西洋美術館のは、非常に珍しい指輪の展覧会である。

c0135864_15175359.jpg
左がチケット、右が美術館のリーフレット。タイトルに “橋本コレクション” と
あるように、東洋美術収集家の橋本貫志氏が1989年から2002年にかけて収集し、
国立西洋美術館に寄贈した約870点のコレクションから選ばれたものが展示
されている。すごいな‥と思うのは、橋本氏はほとんど東京を離れることなく
ロンドンやNY、ジュネーブなどで開催されるオークションのカタログから作品を
選び落札するという方法をとられたということ。13年という短い(よね)間に
800点以上! しかも古代エジプトから現代まで、制作地もヨーロッパだけでなく
アジア・アフリカ・南北アメリカまで幅広く、作品の素材や技法、その用途にも
偏りがないという。さらにはそれらのコレクションをどん! とまとめて
西洋美術館に寄贈されたという‥美術品の収集に関しての知識は皆無なのだが、
これがふつうのことなのだろうか。

‥というのは、後で資料で知ったこと。とにかく奇麗な指輪をたくさん(350点)
観られる、でもあんな小ちゃいものをどんなふうに展示してあるのだろう、と
わくわくしながら会場へ。ちなみにちょうどお昼ごはんの時間に行ったので
そんなに混んではいなかったよ。

最初は「指輪の4000年」と題されたコーナーで、神話の時代から現代までの
作品がずら〜っと。その後は用途や技法、指輪にこめられたメッセージ性など、
さまざまな切り口でコーナーが続いていく。後半は西洋美術館ならではの企画で
所蔵している絵画や版画も展示して指輪との関連性を探るコーナー。さらに
「モードと指輪」と題されたコーナーでは、18世紀から20世紀前半までの
ドレスの現物(神戸ファッション美術館から借りたもの)を実際にマネキンに
着せて展示。これはとても愉しかった。写真などではよくわからないドレスの
風合いやボリューム感に、なるほどこの指輪のキラキラは合うわ‥とか、果ては
このドレス着てみたいなーまで(笑)想像をたくましくして歩きまわった。

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今回は図録を購入。いかんせん小さすぎて細部まで見えなかったデザインも、
これでゆっくり鑑賞できる。‥いや、美術館巡りが趣味といった雰囲気の
おじさまが長いルーペのような単眼鏡を使っていたのを見て、ほぉ〜こんな
ギアもあると便利かな、なんて思っていたのだ。ひとつ買っておこうかな。

美術館を出たらチケット売場に行列ができていた。うふ、ランチタイム狙いは
正解だったようだ。薄曇りですごしやすかったのでサンドイッチでも買って
ベンチでピクニックしようかなと思ったのだが(蚊に刺されるのはやだし)と
そのまま帰ったのが、また正解。途中で夕食の材料とサンドイッチ(結局家で
食べました)を調達して戻り、着替えていたらどわ〜っと大雨が降ってきた。
天候不順にデング熱騒ぎに、なんだか不穏な秋だけれど、そろそろお出かけ
日和になってくれることを願う。
# by beads-mici | 2014-09-11 17:56 | ビーズ | Trackback | Comments(0)

流転・愛するものがまたひとつ‥‥

メインストリート、と呼ぶのはいささか大げさだが、商店街を貫く一本の道に
面した駅の南側。河にかかる小さな橋を渡ってすぐのところに、その店はある。
‥‥あった。 “ヴィノテーク”。
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我が家のセカンドキッチンと言っても過言ではない、愛すべき小さなイタリア
料理店。1996年4月13日に開店し、昨日‥2014年9月6日に閉店した。

哀しい。哀しすぎるよ。今年の春の開店記念日に仲間たちと「来年は20周年
だから、盛大にお祝いしようね」と話していたのに‥持ちこたえられなかった。
悔しい。悔しすぎるよ。なにがアベノミクスだ、景気回復だ。
行列ができるほどではなかったが多くの常連が集い、そこそこ繁盛している
(ように見えた)店だったのに。もちろん20年近くが経っているからさまざまな
設備が古くなり‥製氷機が壊れた、とかクーラーを交換しなければ‥など、不意の
出費が増えてたいへんだったのは訊いていた。でも、消費税8%への引き上げが
致命傷だったみたいだ。

これからシェフは、チョコレート工場で働くのだとか。次の仕事を決めてからの
告知だったので、お知らせから閉店まで数日‥というあわただしさ。最後の
3日間は驚きあわてて駆けつけたお客があふれ、立ち飲み屋さん状態だった。

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最後にいただいた数皿のうち、これはピザ・マリナーラ。
ピザの専用釜がない厨房で、短時間でパリッと焼き上げるために編み出された
パエリャパンに生地を敷くという独特の手法。周りのひらひらした生地がカリッ
カリで、ワインがすすむのだ。

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こちらはツレの一番のお気に入り、チキンのハーブロースト。
放っておくといつもこれを頼むので、別に食べたいメインがあるときは交渉が
たいへんだった(笑)。

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オムライスは裏メニュー。アルバイトのスタッフたちが賄いで食べているのが
あまりに美味しそうで、シェフのご機嫌を伺いつつたまに作ってもらっていた。

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スパゲティ アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。
これは、和食で言えばお茶漬けみたいなものだから、と開店当時のメニューには
乗っていなかったものだ。オープン翌日に行った我々が「アリオリはないの?」
と訊いたことからデビューに至った一皿なのだ。

ああああ‥‥これらの美味が味わえなくなることだけが哀しいのではない。
もちろん、フレンチで修行を始めたというシェフだからソースが絶品。
素材の良さをシンプルに味わうイタリアンに深い味わいのソースが加わるから、
いつ行っても、何度食べても飽きない。

しかし‥それよりなにより魅力だったのが、実直でちょっと不器用な彼の人柄に
魅かれて集まるこれまた魅力的な人々。
お客が、自分が飲みたい、あるいはみんなに飲ませたいワインを1本ずつ持って
集まるワイン会や、近くの公園で開くBBQパーティなど、ユニークな催しを
通して親しくなった仲間は数えられない。

c0135864_18192419.jpgc0135864_1822141.jpgたとえばこれは、雨が降ってしまった
ときのBBQ。仕事をサボったてるてる
坊主くんをはりつけにし(笑)店内で炭火を熾して強引に肉を焼いたっけ‥。

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クリスマスなどの行事、なにかの記念日、誰かの誕生日、入学や就職のお祝い‥
そうした愉しい機会を祝う席はいつも “ヴィノテーク” で、であった。

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19年間で、この店で出会った2組のカップルが誕生した。それ以外にも
片割れのどちらかが “ヴィノテーク” の常連さんだったら、みんなで結婚を
祝ったものだった。人と人を結びつけるシェフの力‥「美味しいねぇー」って
みんなでシェアするお料理に「なんか、魔法の調味料が入ってない?」と
言わせるような、摩訶不思議なあったかい空間が “ヴィノテーク” だった。

哀しいよ。悔しいよ。なんで、みんなに相談しないで閉店を決めちゃったの
‥宮地さん! そんな言葉が飛び交ったこの3日間。
昨日、大ラスの夜は、私は店に顔を出せなかった。我が家代表(笑)でツレに
行ってもらったのだけれど、だって絶対わんわん泣いてしまいそうだったから。

c0135864_20455611.jpg
‥いつだったか、友人たちと集ったひとときがあまりにも愉しく、閉店時間を
ずーっと過ぎてまで居座り「グラッパくださいな」なんて言ったら‥これだよ。
なみなみ‥なみ〜。シェフの愛があふれたショットで、でもこんな経営をして
いたから苦しくなっちゃったのかもしれないし、どうすればよかったんだろう。

ともあれ、今まで “ヴィノテーク” で得た縁はずっとずっと大切にしていく。
そして今は、こうした縁をつむぐ場がひとつ失われたことを素直に悲しんで、
この記事を書きながらもうるうる‥あのグラッパのように涙があふれそうだよ‥
しばらくは過ごそう。

シェフ‥朝早くからの仕事に慣れるまで当分はすごくたいへんでしょうけれど、
がんばってね。私も “ヴィノテーク” のない生活に慣れるまで‥うわぁ、慣れる
なんてできそうもないよー(笑)。
えーと、お店再開資金ゲットのために宝くじしっかり買うから‥待っててね。
# by beads-mici | 2014-09-07 21:36 | 食べたり・飲んだり | Trackback | Comments(1)

遠い日のサンバ

8月が終わる。夏が終わる。‥かな?
いずれにしても、暑いの大キライな私にとっては、とりあえず明日から9月!
というのは慶賀の至りなのである。どんどん涼しくな〜れ(ならないか‥)。

今月の後半は、各地で豪雨による洪水や大規模土砂災害などがあり、なんだか
暗い気分で過ごしていた。最初の週末にあった地元でのお祭りも、写真は撮って
いたのだけれど(どうしようかな)とずっとそのまま。でもまあ、ごく普通の
郊外のちっちゃな街に一夜だけ現れる異空間だから、アップしておきましょう。

c0135864_184297.jpg
待つ人々‥何を?
c0135864_187872.jpg
来た! サンバのパレード!

c0135864_1875371.jpg
毎夏踊りに来るこのチームは、浅草のサンバカーニバルにも出演する老舗?の
チームなのだとか。長過ぎてチーム名は忘れてしまった(笑)。

c0135864_1817474.jpg
きれいなレインボーカラー。ひとときをとてもハッピーに演出してくれました。

‥バイバイ、8月。
# by beads-mici | 2014-08-31 18:22 | 音楽を愉しむ | Trackback | Comments(2)

チャリティTシャツの販売、継続中です

ひとつ前の記事でシンポジウムをご紹介した『家畜と農地の管理研究会』を
応援しているKOUTA T Laboから「チャリティTシャツの在庫が、まだ少し
ありますよ〜」とのお知らせです。
先日もこれを着ていたら友人が「かわいい!」と反応してくれて、趣旨を
説明したらお買い上げくださいました。写真をプリントしたのでちょっと
高いのですが一枚につき、製造原価を除いた¥1.700が『家畜と農地の管理
研究会』へ寄附されます。なおLサイズのみ品切れ中とのことです。
以下KOUTA T Laboからのメッセージです。

2011.3.11の東日本大震災そして福島第一原発の事故から、すでに3年以上が
過ぎましたが、深い傷跡が残る被災地、特に放射性物質に汚染された旧警戒
区域内では、餌や獣医療の確保に腐心しながら残された牛の飼養を続けている
農家があります。
『家畜と農地の管理研究会』はこうした畜産農家12軒(約280頭)と協力し
ながら牛のQOLを向上させ、有用な科学データを集積し、今後の放射能災害の
予防に寄与するべく研究活動に取り組んでいます。
一般の方々からの義捐金を原資としてして発足した研究会では、飼養者の被ばく
低減のための牛の集約施設の設置も目標のひとつとしていますが、そのためにも
さらなるご支援・ご寄附が必要とのこと。そこで、KOUTA T Laboは
『家畜と農地の管理研究会』の研究活動を支援するためのチャリティTシャツを
制作し、販売しております。

c0135864_155232.jpg

一枚¥3.800(送料込)。

    サ イ ズ 表 * ベースカラーは黒。綿100%(5.6oz)

          身丈  身幅  肩幅  袖丈  

    160(XS)   63    46    41    18   

     S      66    49    44    18  

     M      70    52    47    20    

      L      74    55    50    22 (品切中)


お申し込みは  kouta.t.labo@gmail.com まで

□ ご希望枚数
□ ご希望サイズ
□ 商品の送付先(住所/氏名/電話番号)
□ 連絡先メイルアドレス を明記の上、ご連絡ください。

折り返し振込口座をご案内いたします。
ご入金確認後1週間程度で発送いたします。

尚、到着時不良品以外の返品はお受けできませんので、サイズの確認は必ず
お願いいたします。

一枚につき、製造原価を除いた¥1.700が『家畜と農地の管理研究会』へ
寄附されます。みなさまがたの温かいご支援をお願い申し上げます。


そして『家畜と農地の管理研究会』へのご寄付も、クレジットカードを使っても
できるようになりました。詳しくは(こちら*)をご参照ください。
# by beads-mici | 2014-08-06 16:18 | 3.11~ 震災そして原発のこと | Trackback | Comments(0)

公開シンポジウム『帰還困難区域で生きる牛が教えてくれるもの』

東大の構内で迷子になったのは先週の土曜日。‥早いなあ、もう一週間経って
しまった。似合わぬ場所(笑)をなぜウロウロしていたのかというと『福島第一
原発事故 帰還困難区域で生きる牛が教えてくれるもの 〜農家と研究者たちの
挑戦から見えてきた未来〜』というシンポジウムを聴講に行ったのだ。

私めが、力およばずながらも応援を続けている「一般社団法人 東京電力福島
第一原子力発電所の事故に関わる家畜と農地の管理研究会」(長いので以下
「研究会」と略)が主催するシンポジウムは、今回が3回目。
1回めの記事は(こちら *)2回目は(こちら*)

c0135864_1214925.jpg前回は受付を手伝ったのだが、
約2年におよぶ調査・研究の
経過を公表する今回のシンポ
ジウムは一聴講者として参加。
というのも、基調講演をなさっ
た写真家で東京工芸大学教授の
広川泰士氏の講演をどうしても
聴きたかったから。
「研究会」のコーディネータを
している友人から「誰かいい
人いないかしら」と相談され、
自分なりの柔らか人脈(笑)を
辿っているうち広川氏が94年に
全国の原発53基(当時)を撮っ
た写真集『STILL CRAZY』を
出していることを知ったのだ。
かつて私がファッション雑誌の
編集をしていたとき、しばしば
お仕事をお願いしていたのだが
知らなかったなー。
というわけで、シンポジウムの
主旨にも合うのではないか‥とお願いしたところ、トークセッションという形で
なら、と快諾いただけたのだった。
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東大医学部・教育研究棟の最上階にある講堂はロビー部分も広くて、広川氏の
『STILL CRAZY』と、そこから抜粋した作品も展示できた。
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広川氏の講演は、写真を見ながら司会の岩手大の佐藤先生と東大の村田先生が
20年も前に全原発を撮影しようと思い立ったきっかけや、撮影時のエピソードや
感想を伺うという形で進行。
印象的だったのは村田先生の「事実を積み上げていく科学者と風景を切り取る
写真家の姿勢は似ている」という質問に「もちろん写真に主観は入ります」と
した上で「この作品群は原発への賛否は別にして、ニュートラルな視点で
なるべく客観的に撮影した」と答えられたこと。また、定点観測という手法は
写真と社会のかかわりという点で有効な手法で、たとえばあと30年後に誰かが
同じアングルで撮ってくれたら興味深い作品になるとも話されていた。

第Ⅱ部の研究発表は、それぞれの先生の専門に沿って多彩だった。
高度汚染地域における総合調査では、空間線量と土壌放射能を細かく測定し、
牛の行動軌跡の分析から農地や林地の放射性物質の動態を検証したり、また
被ばく線量の季節変動を調査。草地・林地のストロンチウム汚染状況を牛により
モニタする手法の模索や、染色体分析による低線量持続被ばくの遺伝的影響の
評価など、さまざまな切り口での調査・研究が発表された。
さらに、放射性物質の体内動態と季節変動や、精巣組織における放射線量と
精巣構造の関係の調査、白班の病理・疫学調査など、ある程度結果の出たもの、
まだ原因が確定せず調査を続けなければならないものなど、長〜くなるので
詳細は割愛するが農家さんと先生方、地元の獣医さんたちの努力に頭の下がる
思いをあらためて深くした。

その農家さんたちも登壇しての第Ⅲ部の総合討論の前に、実はどうしても
行かなくてはならない別件の時間が来てしまい、最後まで居られなかったのが
とても残念。(迷子になったのは、このとき‥焦って道を間違えたのだー。)
このディスカッションの様子や、各研究の抄録などを「研究会」のFBにあげて
もらえないだろうか。というか手伝うから載せようよ、と提案すればよいのか‥。
暑いのダメ〜な私は、夏のあいだは可能な限り(笑)引きこもっているから、
原稿をまとめるお仕事ならいつでもできます。
私だけではなく興味を持たれている方のためにきっと役に立つ‥かな?
スタッフのみなさま、いかがでしょう〜。
# by beads-mici | 2014-08-02 16:14 | 3.11~ 震災そして原発のこと | Trackback | Comments(0)