ビーズと私の好きな  モノ・コト
by mici_no_suke
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about mici
ビーズアクセサリーの
デザイン・制作を手がけつつ
フリーランスのライター&
スタイリストとしても活動中
好きなモノ・気になるコトを
綴っていきます

*ビーズアクセサリーの
お取り扱いは下記にて‥
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カテゴリ:日々のこと( 422 )

BABEL -広川泰士 写真展-

昨日は、映画を観にお台場へ行ってきた。

昔は多分雑木林と葦っ原が混在していただろう武蔵野の端っこ、に住んでいる
私にとって、東京のいわゆる臨海部はテリトリーではないのだが、先月から
ちょこちょこ足を運んでいる。前の記事で触れた品川の古いお寺 “海晏寺” は
高輪口にあるが月末には反対側の港南口へ、写真家・広川泰士氏の写真展&
講演を聴きに行った。

c0135864_17431996.jpg写真展
「BABEL Ordinary landscapes」
期間:2014年2月13日〜3月24日
場所:キヤノンギャラリーS 
   東京都港区港南2-16-6
   キヤノンSタワー1階
時間:10:00~17:30 入場無料
休廊:日曜・祝日
http://canon.jp/gallery


この写真展はお薦めです。
バベルの塔のエピソードに由来すると思われるタイトルに、しかし “Ordinary
landscapes”‥「ごく普通の風景」という言葉が続く。
人類がものごころ(笑)ついて以来繰り返している「創造と破壊」が、私たちの
ごく身近にあるという現実。建設中の道路やダムや橋、老朽化して取り壊される
ビル、地震や豪雨などの自然の力で破壊された街と家。
完成してからは、あるいは解体がすんでしまえば見えない鉄骨の断面や木の梁、
筋交いなど、人の身体でいえばまるで神経や血管が剥き出しになっているような
光景が細部まで精密に写され、そして驚くほどのサイズでプリントされている。
ちなみに展示作品はキャノンの大判プリンタで作られたそうだ‥。

c0135864_18201859.jpg

印象的だったのが、広川氏が講演で話されていた「写真家は時の番人である」と
いった趣旨の発言。あらためて写真で観ると息をのむような「創造と破壊」も
実は日々の営みに追われていると、いくら身近にあっても私たちは見逃して
しまうものだ。(あれ? この空き地‥。前、ここに何があったっけ?)という
ふうに‥。スケジュール感なるへんてこな言葉がふつうに使われるようになり、
スピード違反じゃないの?と思うぐらいの速度で、都会でも地方でも(主に)
破壊が進むようになった今。「その時」に出会うためにアンテナを張り、待ち
続ける忍耐力と、一瞬を逃さない瞬発力。双方を持つことの大変さに想いを
馳せながら作品を観ると、いろいろ考えさせられることがあるのではないかな。

そういえば‥建て替えか補修かが問題になっていた国立競技場は、へんてこな
スケジュール感にのっとってでしょうね、既にガシガシ壊されているというのを
今日報道陣へ公開されたという映像で観た。哀しい‥広川さん、撮影したかな‥。

と、話がとっ散らかりそうなので、写真展に関しては会期は今月24日まで。
7日(土)と14日(土)はともに15:00から、会場にて広川氏のギャラリー
トークがあるとのこと。予約不要、無料なので、ご興味のある方はぜひ
お運びください。

昨日‥人工的な「創造」の集積地のような建造物が林立するお台場で観た映画に
関しては(さらに話がとっ散らかりそうなので)いずれまた、ね。
   
by beads-mici | 2015-03-05 20:12 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

彼岸と此岸

わたくしめの誕生月が今日で終わる。
家族や友人たちにたくさん祝っていただいた。‥ありがとう。
そしてまた、なぜか水瓶座の友人が多いので数日おきに「おめでとう!」の
メッセージを送ってもいた。そんなふわふわした一ヶ月ではあったが、同時に
彼岸に旅立った人たちに想いを馳せることの多い月でもあった。

初旬には、昨年末に亡くなった叔父の納骨式。再開発で新しいビルが林立する
品川の一画にある、そこだけ時が止まったようなお寺と墓地。その中でも
特に古いお墓に曾祖父の代から一族が眠っている。墓誌に刻まれている最初の
年が明治33年だから、お墓自体は江戸の頃からあったのかもしれない。
ぴかぴかの高層ビルと風雨に晒された墓石とのコントラストに、いろいろと
考えた一日だった。
c0135864_1553337.jpg


中旬には義父の命日があり、こちらはモダン?なマンション形式のお墓。
チョコレートを持ってお見舞いに行こうとしていたバレンタインディの前日に
危篤になり、そのまま亡くなってしまった。でも‥お参りでお供えするのは
きっとこれらの方が喜んでくださるよね‥と、好きだったお酒とピーナッツ。
c0135864_16153595.jpg

いつか私たちもそちらへ行きますが、まだしばらくは此岸をうろうろして
おりますので、どうぞ見守っていてくださいね‥。若輩者はついそんな勝手な
お願いをしてしまったが、まあ‥コツコツと歩いていきます。
by beads-mici | 2015-02-28 16:41 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

霜柱

寒いわけだ。今朝、庭に出て、あたりが妙にきらきらしているのでよく見たら
‥‥霜柱。
c0135864_16432499.jpg

写真を撮ったのは10:30ごろだったが、まったく融けてはいなかった。
昨年末に薔薇の苗を植えた近くなので、土がふかふかしているせいかな‥高さは
4〜5㌢はあった。早朝だったらもっとお行儀よく、天を目指して整列していた
のかもしれない。でもこれ、踏みつけたわけではなく、写真を撮りながら少し
動くと微かに風がおこるじゃない。すると‥はらっ‥という感じで倒れるのだ。
生きているみたいで、不思議でした。

明日は東京も朝は雪らしい。‥寒いね。
by beads-mici | 2015-01-29 16:58 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

がんばれ、沖縄!

しかし腹が立つな‥安倍政権の姑息さには。辺野古新基地建設に関することだ。
沖縄の人びとは、市長選で、県知事選で、衆院議員選で、明らかに辺野古NOの
民意を明らかにした。そうしたらいきなり沖縄振興予算を減額。まあ、ひらひら
させていた札束を引っ込めるのは(あからさますぎるが)やるだろうな、と
思っていたが、首相も官房長官も農水相も新知事に会おうとすらしない。
見事なまでのシカトっぷりは、いじめをしている子どもらに絶好の口実を与えて
しまうよ。「総理大臣だってさ、気にくわないヤツとは口をきかないんだから、
ボクらがあいつを無視したっていーんだよ」とね。

さらに姑息なのが工事の強行。10日未明から、夜中にこそこそ資材や重機を
搬入している。ゲート前で座り込みを続ける反対派の市民たちは、機動隊に
よってごぼう抜きされてしまう。
これが官房長官の言う「移設は決まっていることだから粛々と進めていく」と
いうことなのだろうか? この「粛々」路線は、たとえば原発再稼働などでも
使われるのだろうが、ならば、と訊きたい。「憲法は、決まっているものだから
粛々と守っていく」んですよね。

たまたま今朝の東京新聞に、安倍首相が民放番組で改憲に強い意欲を示した、
という小さな記事が載っていたのだが、首相は「憲法を変えていくのは自然な
ことだ。私たち自身の手で憲法を書いていくのが、新しい時代を切り開くことに
つながる」と述べた。とある。そして現行憲法について「成立して70年近くに
なる。占領下でできた経緯があり、日本人が自らの手でつくったとは言い難い」
んだそうだ。これを沖縄の基地に当てはめてみるとどうなるか。

「米軍基地は成立して70年近くになる。占領下でできた経緯があり、日本人が
自らの手でつくったとは言い難い」「沖縄の基地の有りようを変えていくのは
自然なことだ。私たち自身と沖縄の人びとの手で基地の有りようを決めていく
のが、新しい時代を切り開くことにつながる」
‥なぜ、これが言えない、安倍晋三首相よ。
c0135864_1732344.jpg

がんばれ、沖縄! 東京住まいで何かできることはないだろうか、と思って
いたら「ふるさと納税」を沖縄にするとよいということを訊いた。
うむ、どうせ支払う税金なら応援している地で使ってほしい。負けるな、沖縄!
の気持ちをこめて、今年は沖縄にも納税しようと思います。
by beads-mici | 2015-01-15 17:14 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

ありがとう2014

c0135864_1134015.jpg

なんだろう、この疾走感は‥。今年はことのほか月日の流れが早く感じられて、
気がついたら大晦日だ。いや、何かの目標に向かって月日とともに駆け抜けた!
のではなく、むしろ時の流れから置いてきぼりを喰らった感が強い。‥ふうむ。

一年前の今日の記事を読むと、そうだ、2013年は義母の家の『断捨離』に明け
暮れていたのだった。その流れで今年の前半はマンションのリフォームをほぼ
一人で(フリーの強みデス)仕切った。これ自体は好きな仕事でもあり、若干の
トラブルはあったものの無事終了して‥気が抜けてしまったのだろうか。
そういえば歯も一本、抜けたな(笑)。これは夏頃に突発したかなり強烈な
ストレス案件が原因で、歯科のドクターに「歯をくいしばっちゃダメです」と
キツく言い渡されたものだ。以来ふわふわ過ごした‥わけではないが、今年も
たくさんの方と出会い、さらにはうれしい再会!もあった。
お世話になったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

とんでもない政府のせいで来年の世相がどうなるか、まったく予想がつかないが
だからこそここ数年温めていた企画を、なるべく早く実現させたい。もちろん
歯をくいしばらないで、ね。みなさまにとっても幸多い一年となりますように‥。
ありがとう2014。
by beads-mici | 2014-12-31 12:32 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

2014.12.24

メリークリスマス!
c0135864_1140050.jpg

こまこま仕事が忙しすぎて、ぜんぜんブログが更新できない。
なにか、方法を考えなければ。

‥ともあれ私は、元気です。みなさま、愉しいクリスマスをお過ごしくださいね!
by beads-mici | 2014-12-24 11:44 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

絶望の書籍たち

c0135864_15545489.jpg
親の仕込み(笑)がよろしくて、本を読むことは子どものころから欠かせない
営みのひとつとなっている。小学生ぐらいのときはたとえば『赤毛のアン』や
『足長おじさん』(母の趣味)『ファーブル昆虫記』(父の趣味)など。
長じては主に文藝作品をひととおり‥さらに『精神分析入門』や『芸術はなぜ
必要か』などでいっちょまえに悩める青春時代などを送り、やがてそのうち
ミステリーやSF(バラードやレムなど、ややこし系が好きだったけれど)で、
息抜きとしての読書を愉しむようになっていた。

が‥しかし‥3.11の後からは、選ぶ本の傾向ががらっと変わる。最初はとにかく
原発事故の情報が欲しくて関連する書籍をあれこれ物色。そして安倍政権に
なってからは、特定秘密保護法や解釈改憲について知りたくてさまざまな評論や
現代史の本も読んでいる。上の写真はその一部‥で、同じぐらいの量の本が家の
あちこちに散らばっているのだが、困ったことにそのほとんどが「絶望の書」
なのでありますね(苦笑)。

そうこうしているうちに今日衆議院が解散してしまい、ニッポンはどこへ漂って
行くのか‥。知りたい方には最近読んだ「絶望三部作」がお薦めであります。
c0135864_1784473.jpg
少し前にどなたかがツイッターで「この本たち、特定秘密保護法が施行されたら
ぜ〜ったい発禁になるんじゃない?」とつぶやいておられて、ん?とあわてて
読んでみたのだが、確かに‥ぶっ飛びました。ニッポン終わってる?と。
えーと、投票日まであまり時間がないので、情報をコンパクトに知りたいなら
『日本はなぜ、「基地」と「原発」をとめられないのか』(矢部宏治著・集英社
インターナショナル)がよろしいかな。さらに詳しいデータも含めて興味のある
方は、残りの2冊も併読されるべきでしょう。

がっくり‥絶望しつつも日本が好きだし、この国で生きていきたいと思っている
私だから、これら「絶望の書籍たち」を繙いて考えることだけは止めない。
‥そんな気分の今日このごろであります。
by beads-mici | 2014-11-21 17:33 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

やわかい‥?

タイトルのように「?」をつけてしまうと、やわ=弱いのかい?になってしまう
のだが、それじゃいかんだろー。やわ=柔らかいんだよね‥って、なんのこと?
これのことです ↓ ‥(笑)
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母が、食材や日用品を頼んでいる生協のカタログを眺めていたら、裏起毛の
作業用手袋が載っていて、冬の庭仕事にちょうどいいかな、と頼んでみたのだ。
寒風吹きすさぶ時期のつるバラの剪定・誘引などは、まじ手がかじかむから‥。
で、届いた手袋が「グリップ抜群」で「すべりにくい」やわ‥‥破れやすい、
んじゃ困るんですけど(笑)。
思わず広辞苑を引いてしまったのだが「やわい」と「やわらかい」は出ていた
けれど「やわかい」はなかった。誤植、あるいはどっかの方言? ‥くすくす。
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なかみはこんなの ↑ でした。フィット感よし。裏起毛はそれほどモフモフ
していないので「めっちゃあったか」かどうかは使ってみないとわからない。
どぎつい色はね‥園芸用品ってシックな色だとなくす確率が高いから(剪定
鋏とか雑草抜きとか、これまでもいくつかなくした‥)しょうがないのです。
ま、手袋をなくすことはまずないけれど(笑)。
注文していたバラの2年苗が今日届いたから、週末にさっそく使ってみよう。
以上、愉しい園芸の時間でした〜。
by beads-mici | 2014-10-23 18:35 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)

『華麗なるジャポニスム展』を観て、想ったこと。

うわうわ‥10月ももう半分ちかくが過ぎてしまった。二週続けての台風直撃で
被害を受けたみなさまにはお見舞い申し上げます。我が家はその都度、薔薇の
支柱を補強したり、庭にある脚立や植木鉢などを仕舞ったりとそれなりに対策を
していたのだが、昨夜の大風でゴミ箱の蓋がいっこ、行方不明になった。
どーこに吹っ飛んでいってしまったのだろう‥。
そしてこの台風騒ぎは、景気が回復しない言い訳にまた使われるのだろうな。
もちろん関西ではJRが早々と運休を決めたり、デパートが早仕舞いをしたりと
連休の賑わいに水をさしたことは事実だが、でも天候不順は景気 ↓ の要因の
ひとつではあるが、主たる原因ではないだろう。要するに政策が‥と、おっと‥
今日はそんなことを書きたいのではなかった。

c0135864_16484248.jpg
ほぼ一ヶ月前の砧公園。やはり数日雨が続いたあとだった。深い緑が美しい。
‥今は紅葉がきれいなんだろうな。

c0135864_16513679.jpg『ボストン美術館 華麗なる
ジャポニスム展』を観に行ったのだ。

展覧会のサブタイトルに「印象派を
魅了した日本の美」とあるように、
19世紀後半から20世紀初頭にかけて
欧米に浮世絵や掛け軸、陶磁器や金
細工などの美術工芸品、そして扇子や
団扇、簪などの日用品までが流れこみ
その独特の構図と色遣い、装飾模様が
西洋の芸術家たちの美意識に変革を
もたらした‥のだそうだ。
ボストン美術館所蔵のモネ、マネ、
ドガ、ロートレック、ゴッホなどの
作品と、そのインスピレーションの
源となった浮世絵などを対比させての
展示は、なかなかに興味深かった。


実はすぐにレポートを書かなかったのは、そのとき(今読んでいる本とからめて
なにか書けないかな)と思ったためで、小一月うにゃうにゃ考えていたのだが、
結局上手につなげられないみたいだ(笑)。なにを読んでいたのかというと‥
平川克美氏の『グローバリズムという病』(東洋経済新報社)。
ちょうど第2章の冒頭 “「グローバル人材」と「ダイバーシティ」の流行” と
いう小見出しのついたパートの一節を読んで(そーだそーだ)と思っていた
ところだったので‥ちょっと長くなるが引用してみようか。

 〜そもそも、金太郎飴のような同じ顔をした、世界のどこでも通用するグロー
 バル人材なるものと、環境適応のための生物の棲み分けをあらわす多様性とい
 うものが同じ企業社会で要請されていること自体、これらの言葉がただの流行
 の現象であることを明かしているようなものだ。グローバルと多様性は、ほと
 んど反対概念といってもいいほど隔たった考え方なのだ。グローバリズムは、
 国家間の障壁をなくす方向に動いている。一方、国民国家とは、発展段階、地
 勢、文化、伝統などそれぞれの違いを認め合い、尊重し合うという地域間の合
 意から生まれた。〜

日本が国を閉じていたあいだに培われた独特の美意識が、西洋の芸術家に衝撃を
与えたという事実。少し前にレポした明治期の超絶技巧工芸品 こちら(*)
また、欧米のコレクターによって収集され、さまざまに影響を与えたという。

もちろん、逆もある。たとえば私の場合。ジュエリーに興味があるからさまざま
な展覧会(や海外の美術館も時には)を観に行って、びっくりして、しかし
どうしても肌に合わないのが “遺髪” を使った喪に服するためのジュエリー。
初めて観たときはぞぞっとしたし、確かにきれいだし、故人を身近に感じて
いたいという感性もわかるけれど、なんかね〜。

それはともかく、そうした文化や伝統に根ざした美意識を大切にしたいと想って
みると、たとえばファストファッションなんて全然魅力を感じない。
「グローバル化しようぜ!」の掛け声のもと日本をミニアメリカ(=金太郎飴)
みたいにして何が面白いのだろう‥ね。

c0135864_18581476.jpg
これは『ジャポニスム展』のグッズになっていたぽち袋。もとはベルギーの
出版社が企画したポストカードだそうで、ジルベール・コンバズという人の
版画(かな?)。「四大元素」というタイトルで、蝶=空気、波=水、鯉=水、
花と富士山=火なのだそうで、三つしかないよ‥というのは置いといて(笑)
カッコいいじゃないか。
今、ランドセルが欧米で流行っているとのことだ。これだって日本の文化伝統を
お洒落な大人がファッションアイテムとして注目しているわけで、成熟した
(しつつある?)我々の社会‥文化も経済も‥をもっと大切に、慈しんで育てて
行くべきではないかなー、と想ったのであります。

うーむ、やっぱり前出の本とは上手につながらないが、第7章 “グローバリスト
が振りまく恫喝的言説” という小見出しのあるパートの一文‥読んで思わず
吹き出してしまった‥を紹介しておこう。お薦めの本ですよー。

 〜こういう、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな恫喝的言説は、一見合理的に聞
 こえるのだが、仔細に検討してみると、ずいぶん怪しげなもので、風が吹いて
 桶屋まで吹き飛ばしてしまったみたいなことにならなければいいと思う。〜
by beads-mici | 2014-10-14 19:40 | 日々のこと | Trackback(2) | Comments(0)

『超絶技巧! 明治工芸の粋』展を観に行った。

天気の悪い日の美術館はc0135864_1712539.jpgすいているのかな〜、と
いうあまり根拠のない
期待を持ちつつ、昨日
行った三井記念美術館。
甘かった。混んでいた。
みんな同じようなことを
考えるのだね‥。
c0135864_172856.jpg















← これ‥『超絶技巧! 明治工芸の粋』展を
観に行ったのだ。

明治期に、主に海外輸出用として作られて
いたというさまざまな工芸品。長らく海外の
コレクターが所蔵していた作品を、オーク
ションなどを通して買い戻し、収集を続けて
いる村田理如氏のコレクションからの逸品が
展示されている。

その中で特に観たかったのが “刺繍絵画”。
以前少しだけTVで紹介されていたのだが、
絹地に縒りをかけない細い絹糸でモチーフを
刺繍したもの。一見すると絵画か、場合に
よっては写真にも見えるのだが極細の絹糸を
幾重にも刺し重ね、針足を変え、表現する
ものの質感を描き出している。
子どもの頃、刺繍を習っていたことがあり、
たいへんさはある程度わかっているが故に
まさに『超絶技巧』と呼ぶにふさわしい
技術にただただ唖然としてしまった。

展示替えで現物を観ることができず、
くやしかったので(笑)絵はがきを買って
きたのが ↓ の “孔雀図屏風”。
艶やかな羽毛の光沢、重なりあう羽根一本
一本の動きまで繊細に表現してある技巧に
もう‥感服であります。

c0135864_1803724.jpg

他にも “漆工” “金工” “薩摩(焼きもの)” “牙彫・木彫” “印籠” “自在(パーツを
自在に動かすことができる金工)”など、さまざまなジャンルの『超絶技巧』が
展示されていて、びっくりしたりうっとりしたり‥。

c0135864_18191191.jpg

思いのほかステキだったのが ↑ “七宝”の作品群。
今まで私が持っていた “七宝” のイメージって、実は百貨店のアクセサリー売場に
あるような、もったりとしたちょっとおばさまくさい(‥失礼)ものだったのだ。
ところが、繊細にして華麗、そして色調はシック。小さな花瓶や壷、香炉など
ずっと眺めていたい逸品ばかり。
‥んーむむ、この雰囲気をビーズアクセサリーで表わすとしたら、どんなテク
ニックが必要なのだろう、などなど、ちょっとばかり創作意欲もかき立てられた
ひとときでありました。
by beads-mici | 2014-07-10 21:09 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)