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ビーズアクセサリーの
デザイン・制作を手がけつつ フリーランスのライター& スタイリストとしても活動中 好きなモノ・気になるコトを 綴っていきます *ビーズアクセサリーの お取り扱いは下記にて‥ CINQUIEME-サンキエーム- カテゴリ
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『超絶技巧! 明治工芸の粋』展を観に行った。
天気の悪い日の美術館はすいているのかな〜、と
いうあまり根拠のない 期待を持ちつつ、昨日 行った三井記念美術館。 甘かった。混んでいた。 みんな同じようなことを 考えるのだね‥。 ← これ‥『超絶技巧! 明治工芸の粋』展を 観に行ったのだ。 明治期に、主に海外輸出用として作られて いたというさまざまな工芸品。長らく海外の コレクターが所蔵していた作品を、オーク ションなどを通して買い戻し、収集を続けて いる村田理如氏のコレクションからの逸品が 展示されている。 その中で特に観たかったのが “刺繍絵画”。 以前少しだけTVで紹介されていたのだが、 絹地に縒りをかけない細い絹糸でモチーフを 刺繍したもの。一見すると絵画か、場合に よっては写真にも見えるのだが極細の絹糸を 幾重にも刺し重ね、針足を変え、表現する ものの質感を描き出している。 子どもの頃、刺繍を習っていたことがあり、 たいへんさはある程度わかっているが故に まさに『超絶技巧』と呼ぶにふさわしい 技術にただただ唖然としてしまった。 展示替えで現物を観ることができず、 くやしかったので(笑)絵はがきを買って きたのが ↓ の “孔雀図屏風”。 艶やかな羽毛の光沢、重なりあう羽根一本 一本の動きまで繊細に表現してある技巧に もう‥感服であります。 他にも “漆工” “金工” “薩摩(焼きもの)” “牙彫・木彫” “印籠” “自在(パーツを 自在に動かすことができる金工)”など、さまざまなジャンルの『超絶技巧』が 展示されていて、びっくりしたりうっとりしたり‥。 思いのほかステキだったのが ↑ “七宝”の作品群。 今まで私が持っていた “七宝” のイメージって、実は百貨店のアクセサリー売場に あるような、もったりとしたちょっとおばさまくさい(‥失礼)ものだったのだ。 ところが、繊細にして華麗、そして色調はシック。小さな花瓶や壷、香炉など ずっと眺めていたい逸品ばかり。 ‥んーむむ、この雰囲気をビーズアクセサリーで表わすとしたら、どんなテク ニックが必要なのだろう、などなど、ちょっとばかり創作意欲もかき立てられた ひとときでありました。
by beads-mici
| 2014-07-10 21:09
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