ビーズと私の好きな  モノ・コト
by mici_no_suke
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ビーズアクセサリーの
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公開シンポジウム『福島原発警戒区域内に残された牛と農家』

台風が来る前の14日 (土) ‥陽射しも風もまだ夏だった。そんな日に出かけて
行ったのが、みずみずしいイチョウの緑の映りこみも美しい瀟洒な建物。

c0135864_11342584.jpg
東京大学農学部・弥生講堂。‥ん? 東大に足を踏み入れるのって初めてかな?
この日は「一般社団法人 東京電力福島第一原子力発電所の事故に関わる家畜と
農地の管理研究会」(なが〜〜〜い!ので略して「研究会」)が主催する
公開シンポジウム『福島原発警戒区域内に残された牛と農家』が開かれたのだ。

c0135864_11465053.jpg昨年9月に発足した「研究会」には
原発事故により設定された旧警戒
区域内の12軒の農家と、その牛、
約280頭が参加している。
国が出した家畜の安楽死処分に
同意しなかった農家と、獣医師と
して研究者として彼らを支援し、
放射線被曝の影響評価を集積し
世界に発信することによって今後の
放射能災害の被害の予防に役立て
たいという研究者の想いが融合して
始められた活動は、過酷な環境の
整備から始まった。ほぼ1年をかけ
飼養環境を整え、飼料・鉱塩・
獣医療・薬を提供し、個体情報も
整理。この春ごろから健康な牛群を
維持できるようになったという。

シンポジウムは三部構成。第Ⅰ部は南相馬市長の桜井勝延氏が基調講演を行い、
獣医師会前会長 山根義久氏と、岩手大学の岡田啓司先生が「研究会」の活動
報告と今後の方向性をお話しされた。

第Ⅱ部では、飼養環境の整備と平行して行なってきた研究活動の報告。
東北大学の磯貝恵美子先生から、今後の研究のベースとして欠かせない “牛の
生体内放射能汚染分布” について。北里大学の柿崎竹彦先生からは “牛の生体
除染の試み”。これは汚染飼料と清浄飼料を一定期間ずつ与え、清浄飼料に
切り替えてからどのぐらいの期間で放射性セシウムが体内から消失するかを
調べたもので、将来の畜産再開のための貴重なデータとなるものだろう。
東北大学の佐藤衆介先生からは “放牧牛による放射性物質の移動”。放牧しながら
酪農を営む牧場のウシと放牧地の放射性物質汚染の実態調査をふまえ、福島のみ
ならず高齢化・数の減少などが予想される日本の将来の酪農・畜産をも見据えた
提案型の発表がなされた。
c0135864_1592789.jpg
第Ⅲ部はプロジェクトに参加している農家から4軒 5人と、岡田・佐藤両先生に
北里大学の伊藤先生も加わってのパネル討論。
c0135864_1519236.jpg
仮設住宅から毎日数時間をかけて通い、牛の世話をしている農家さんたちの
生の声には牛飼いとしての矜持と、それを一顧だにしない国への強い不信が
満ちていた。先生方へなにか要望は‥という質問にも「いや、よくやってくれて
いると思います。それより国は‥」と、発言の多くがそこには居ない(聴衆の
中に農水省のお役人とかいたのかな‥?)政府、行政の関係者への不満だった。

また、印象的だったのが先生方の視野に “畜産再生” という目標がしっかりと
含まれていると実感したこと。単にデータを集め論文を書くだけではなく、
農家が誇りを持って畜産・酪農を再開できるためになにをするべきなのか、を
常に自問しながら活動なさっている様子に‥別の意味で研究者の矜持を感じた。

今後は飼料の自給(牧草を育てる農地を作るそうだ)や、牛と農家、研究者の
ための集約施設を設置することなどを目標に据え、最終的には公的研究機関の
設置に向けて国に働きかけていくとのこと。
‥どこまで支援ができるだろうかと悩みながらも、私なりにできることを探して
いこうと想った午後のひとときだった。

興味のある方は「家畜と農地の管理研究会」のHP(こちら *)へ、どうぞ。
日々の活動を発信しているフェイスブックへ飛ぶこともできるし、お問い合わせ
フォームもあるので、シンポジウムのプログラムなどが欲しい方は訊いてみると
よいかもしれない。余っていたら多分送ってくれるんじゃないかなー。
by beads-mici | 2013-09-17 17:55 | 3.11~ 震災そして原発のこと | Trackback | Comments(0)
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